今回も料金プラン、おすすめポイント、さらに注意点などを解説します。
さっそく見ていきましょう。
1. UQ mobile とは
UQ mobileはKDDIが提供する携帯サービスです。
KDDIといえばauですが、こちらはサブブランドになります。
2014年12月よりKDDIの子会社「KDDIバリューイネイブラー」提供のMVNOとしてスタートし、やはり子会社の2015年「UQコミュニケーションズ」との合併を経て、2020年10月正式にKDDI傘下のMNOとなりました。
2. UQ mobileの料金プラン
UQ mobileの月額料金は「トクトクプラン」「コミコミプラン」「ミニミニプラン」の3種類から選ぶことができます。
【表】UQ mobile 料金プラン まとめ
(金額は税込)
2023年6月にプラン内容が変更。家族割が復活したり、auPAYカード払いで187円の割引が受けれるように。
また、1回10分まで無料通話が可能な「コミコミプラン」という、通話定額サービスのセットプランも登場しました。
一見するとあまり安くないように見えますが、「自宅セット割(自宅ネットまたは電気サービスとのセット契約)」と「auPAYカード払い」を適用すると以下のようになります。
【表】UQ mobile 料金プラン(自宅セット割とauPAYカード払い適用時)
公式のホームページでも割引適用後の料金が強調されており、却ってわかりづらい部分がありますが、自宅セット割などが適用できればコストパフォーマンスのよい料金体系となっていることがわかります。
また、増量オプションⅡを申込すれば、1ヵ月550円でミニミニは+2G、トクトク・コミコミは+5Gのデータ容量を増やすことが可能です。
【2024年10月追記】
2024年11月12日からは「コミコミプラン」の受付を終了し、「コミコミプラン+」を提供することが発表となりました。
ライバルahamoに対抗し、データ容量を30G(当面3G増量キャンペーンが適用となるため実質33G)へ増加することに。
月額料金は変わらないため、通話もデータ通信もしっかり使いたいユーザーにとっては朗報と言えるでしょう。
3. UQ mobileがおすすめな理由
続いてUQ mobileのおすすめな理由を3つ紹介します。
UQモバイル おすすめ 3つの理由
- お得な料金(自宅セット割・家族割の適用でさらに割引)
- KDDIの高品質な4G・5G回線が利用できる
- 一部au店舗など実店舗でのサポートも可能
詳しく見ていきましょう。
お得な料金(自宅セット割・家族割の適用でさらに割引)
安価な月額料金に加え、自宅セット割(自宅のインターネットや電気サービスとセット)にすればさらに1,100円割引されます。
自宅セット割は、「auひかり」や「指定CATV」、「NTTの光コラボの一部」(ビッグローブ光・So-net光・@nifty光・@T COMヒカリなど)のネット契約がない人でも、自宅の電気サービスをauでんきに切り替えれば対象となります。
また、自宅セット割が適用とならない人も家族割の対象となれば550円が割引に。
KDDIの高品質な4G・5G回線が利用できる
UQモバイルはMVNOのような他社回線の間借りではなく、auのサブブランドのためKDDIの高品質な回線を使うことができます。
安定した速度とつながりやすい広いエリアは大きな魅力でしょう。
一部au店舗など実店舗でのサポートも可能
UQモバイルは「UQスポット」や「UQモバイルを扱っている一部のauショップ」などで申込手続きが可能です。
WEB手続きに不安がある人には大事なポイントではないでしょうか。
4. UQ mobileの注意点
そしてUQモバイルの注意点です。
UQ mobile 3つの注意点
- コミコミプランは自宅セット割・家族割の対象外
- キャリアメールもオプション扱い
- 留守番電話もオプション
詳しく見ていきます。
コミコミプランは自宅セット割・家族割の対象外
3つあるプランですが、コミコミプランだけは自宅セット割や家族割の対象外となるので注意が必要です。
1回10分の無料通話は880円で契約できるため、自宅セット割や家族割の適用が可能な人はコミコミプランにメリットを感じにくいかもしれません。
キャリアメールもオプション扱い
ライバルのワイモバイルが標準装備しているのと異なり、キャリアメールもオプション扱いに。
とはいえ月額220円でキャリアメールアドレス(@uqmobile.jp)を取得できる点は格安スマホ他社と比べればメリットと言えるかもしれません。
また、ドコモ、ソフトバンク、auから乗り換えの場合「メールアドレス持ち運びサービス」を利用すればアドレスを継続して利用することも可能です。
ただし、メールアドレス持ち運びの場合は月額220円ではなく330円必要となるため注意してください。
留守番電話もオプション
ちなみに、留守電サービスもオプション扱いとなります。(コミコミプランを除く)
別途、月額330円の「お留守番サービスEX」や、キャッチホンなどの通話オプションがセットになった「電話きほんパック」(月額440円)の申込が必要になります。
契約しない場合、電源OFF時や圏外では使えませんが、スマホがandroidなら「携帯会社の留守電サービス」の代わりにスマホ本体の伝言メモ機能を使うという方法もあります。
5. まとめ
- UQ mobileは安さ・早さ・安心の3拍子がバランス良く揃っている
- 自宅セット割(ネットや電気とのセット)ができないと割高感あり
- 自分の用途に合ったプランの選択が必要
いかがでしたでしょうか。
ライバルであるワイモバイルと共通点の多いUQ mobile。
高いレベルで価格と品質を両立しており、格安スマホの選択肢としてファーストチョイスの1つであることは間違いないでしょう。
ネットや電気サービスと併せて乗り換えを検討してみてはどうでしょうか。