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効果的な節電方法とは? ~節電効果の高い「4大家電」~

【節電】知りたい!最も効果的な節電方法とは

毎月の電気代を何とか減らしたいと考える人は多いでしょう。

しかし、省エネ家電に買い替えるお金もないし、コンセントを出がける前に全部抜くのも面倒・・・。

そこで、今回は「効果的」かつ「お手軽」に節電する方法について解説します。

 

 

1. 最も効果的なのはエアコンの節電

最も効果的なのはエアコンの節電

家庭の電気代の中で最も高い割合を占めるのが「エアコン」です。

冬や夏の電気代の高さからもイメージしやすいかと思います。

また、特に夏にくらべて冬は外気との寒暖差が大きいため、その分電気代も高くなってしまいます。

 

そんな電気代の節約に直結する「エアコン」の節電ポイントは、空調をエアコンだけに頼り切らないこと。

例えば、

 

・カーテンや雨戸で断熱効果を高める

・扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させる

・冬は厚着や湯たんぽ、夏は薄着に扇風機を活用する

 

など工夫して設定温度と外気の温度差がなるべく小さくなるようにしましょう。

特に扇風機は思いのほか電気代が安い(1時間で1円以下!)ので、どんどん活用すべきです。

 

また、エアコンは最初に部屋の温度を上げたり下げたりするのに最もエネルギーを使用します。

「頻繁に切ったりつけたりしない」という点も重要です。

 

とはいえ、エアコンの使用を控えすぎて熱中症になるなど医療費が必要となっては本末転倒です。

いくら高いといっても、エアコンの電気代は、通常1時間あたり20円程度。

電気代以外にも節約効果が高いものはありますので、他の支出をチェックすることも重要です。

 

 

2. エアコンに次いで効果的なのが照明

エアコンに次いで効果的なのが照明

エアコンに次いで高い割合を占めるのが照明です。

実際、経済産業省の資源エネルギー庁がまとめた省エネ性能カタログ2015年冬によると、“冬の夕方の電気使用量の内訳については、エアコンが30%、照明が13%、テレビ:11%  、冷蔵庫:6% ”となっています。

※北海道以外の地域で且つ「ガス・石油ストーブ」を使用していない家庭の場合

出典:「省エネ型製品情報サイト」(経済産業省資源エネルギー庁)

 

照明の節電は、電気を使っていることを実感しやすいので、少し気を付けるだけでも削減は可能でしょう。

人がいないのに必要のない照明をつけっぱなしにするのは、水道の蛇口を開けっ放しにしているのと同じです。

LEDなどの省エネ商品に買い替えるのはもちろん、センサーライトなども人がいなければ自動で消えるため意識せずに節電ができて便利です。

 

 

 

 

3. 冷蔵庫とテレビも節電効果あり

冷蔵庫とテレビも節電効果ありここまで紹介した2つ以外で節電効果が高いのが、テレビと冷蔵庫です。

さきほど紹介した省エネカタログでも、エアコンや照明に次いで高い割合を示していました。

 

冷蔵庫の節電は

 

・扉を素早く開け閉めする

・冷蔵庫は詰め込みすぎない

・冷凍庫はある程度詰め込む

 

など、毎日の使い方を工夫する以外に、「冬は設定温度を高めにする」など設定温度を変えることも効果的です。

 

テレビの節電は、無駄に付けっ放しにしない他、画面の明るさを暗くするという方法もあります。

 

 

4. 電力会社の変更という方法も

電力会社の変更という方法も

節約が目的の節電の場合、見逃せないのが「電力会社の変更」です。

スマホで数分手続きするだけで、生活スタイルを全く変えることなく月額料金を安くすることも可能です。

 

新電力会社によっては「携帯やネットとのセット割」が可能だったり、乗り換え時に料金割引やキャッシュバックなどの特典がある場合もあります。

夏や冬本番が来る前に、ぜひ検討してみてはいかかがでしょうか。

 

電力自由化については、別記事に簡単にまとめてあります。

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今まで電気代は東京電力をはじめとした地域の電力会社に支払うのが当たり前でしたが、2016年4月からは他の会社も選べるようになりました。 今回は今さら聞けない電力自由化の基本について ...

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5. まとめ

  • 節電をするなら、「エアコン・照明・テレビ・冷蔵庫」の4大家電が効果的。
  • 節約目的なら、電力会社乗換えもあり。

節電し電気代を安くすることは、エコの観点からも非常に大切ことです。

とはいえ、不便や我慢だらけで体調を崩したりと、生活の質が下がってしまっては長続きはしないでしょう。

 

何かをやる時は自己満足に陥らないよう、労力とそれに見合った効果、つまり「費用対効果」を考慮し、優先順位をつけることが大切です。

 

節約は電気代だけに頼らず、家計のトータルコストに目を向けてみましょう。

案外もっと簡単で効果の大きい節約方法があるかもしれません。



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