買い物などで貯まるポイントって案外、貯めたり・使ったりといった管理が面倒だったりしますよね。時には有効期限が切れて悔しい思いをしたり…
実はポイントは還元率だけでなく、“貯めやすいか”そして“使いやすいか”が重要です。
ポイントの管理につかれている人に是非おすすめなのが 「ポイントの断捨離」 です。
この際、あまり使わない種類のポイントについては目をつむり、あくまでも自分が貯めやすい・使いやすい “ 最強ポイント” を絞り込んで「シンプルなポイント生活」を目指してはいかがでしょうか。
そして、肝心の最強ポイントですが、ポイントの普及度や還元力、汎用性などを加味した当サイト独自ランキングは以下の通りです。
1位 楽天ポイント
2位 Tポイント
3位 Pontaポイント
ランキングの細かい順位については普段のお金の使い方などで個人差がある事を考慮していただけると幸いです。
それでは各ポイントの「最強たる所以」について解説していきたいと思います。
1. 最強! 楽天ポイント
もはや説明不要の楽天ポイント※ですが、今回当ブログで1位に選んだ理由はその使いやすさにあります。せっかく貯めたポイントは本当に欲しいモノやサービスに使いたいですよね。
そして楽天市場という日本最大のショッピングサイトがそれを可能にします。
※楽天ポイントは2020年3月に「楽天スーパーポイント」から「楽天ポイント」へ名称が変わりました。
楽天ポイントの貯め方
楽天ポイントの貯め方は専用公式サイトを一度見ていただければわかる通り、本当にいろいろあるのですが、最もシンプルかつ簡単な貯め方は
①楽天市場や楽天トラベルで楽天カードで支払いをすること
②お店(実店舗)で楽天カード(アプリ)を提示すること
でしょう。
1.楽天市場・楽天トラベルで貯める
楽天市場・楽天トラベルは会員登録+楽天カード支払いでもらえるポイントが4倍になるほか、お買い物マラソンや早割キャンペーンなどポイント10倍のチャンスも頻繁にあります。
また、高額商品やパッケージツアーなど金額が大きい場合は驚くほどポイントが貯まることも。
また、これらのお店で買い物する際に「ハピタス」などのポイントサイトを経由することで、さらにポイントをGETできます!
2.お店で楽天カード(アプリ)を提示
楽天ポイントは提携店を着実に増やしており、実際の生活で利用しやすいお店も多いことから普段の暮らしの中でも貯めやすいというメリットがあります。
主な楽天ポイント提携店
また、楽天カードならクレジットカード決済で楽天ポイントが貯まるため、上記提携店以外でもでポイントを獲得するチャンスがたくさんあります。
楽天ポイントの使い方
楽天ポイントは楽天市場・トラベルをはじめたくさんの実店舗で使用することができ、使途に困ることはないでしょう。
注意点があるとすれば、お買い物マラソンなど一部キャンペーンで獲得したポイントは有効期限があることや、ポイント使用分の金額に対してはポイントが付与されないということ位でしょうか。
やや上級者向けではありますが、最もお得なのは高倍率で楽天ポイントを貯めて、Amazonで使う方法かもしれません。
楽天ポイントをAmazonで使う方法については、別ページでまとめてありますので下記を参考にしてみてください。
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【必見】楽天ポイントをAmazonで使う方法
「たまった楽天ポイントをAmazonで使いたい!」と思ったことはありませんか。 もちろん、通常は楽天ポイントをAmazonで利用することはできません。 しかし、ある裏技を使えば実現 ...
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楽天ポイントの強み
楽天ポイントは楽天市場という日本No.1通販サイトで貯める、使えることが最大の強みであり、それこそが会員数1憶人超えの「ポイント界のガリバー」たる所以と言えるでしょう。
ポイント活動いわゆる“ポイ活”を行うにあたって1stチョイスであることに疑う余地はありません。
ココがポイント
貯めてよし・使ってよしの楽天ポイント。お買い物マラソン等でまとめ買いをすれば、普段決して安くはならない高額商品も最大10%という高還元率でポイントをGETできますが、キャンペーンポイントは期間限定が多いので注意が必要です。
2. Yahoo!好きならTポイント
楽天ポイントの次におすすめなのがTポイントです。
人によってはTSUTAYAの会員証というイメージが強いかもしれませんが、意外にも名前の由来はTSUTAYAの“T”ではなく、“T”という「文字のデザインがきれいだったから」なんだとか。
Tポイントは「提携店舗での利用データを提携先へ販売する」というビジネスモデル※が苦手で敬遠している人もいるかもしれませんが、共通ポイントの先駆けでかつ提携先が豊富なことあり、2020年4月時点で会員数7000万を超える日本トップクラスのポイントサービスとなっています。
※参考
Tカードの提携先への個人情報提供は、基本的にサービス向上を目的とした合法的なものであり、あまり神経質になる必要はないでしょう。
しかし、どうしても気になる場合は下記リンク先で拒否登録することも可能です。
(拒否登録してもポイント付与に影響はありません。)
Tポイントの貯め方
Tポイントも楽天ポイントと同様に多くの貯め方・使い方がありますが、やはりネットショッピングや実店舗でのカード(アプリ)提示が基本となります。
Yahoo!ショッピングで貯める
Tポイントを貯めるなら、ファミリーマートをはじめとした実店舗もさることながら、やはり本命はYahoo!ショッピングでしょう。
また、ASKULがYahooと協力して提供しているLOHAKOもTポイント利用先としておすすめです。
こちらは食品などの日用品の取扱いが多いほか、なんと無印良品も購入することができます。
なおYahoo!ショッピングで買い物する時は、「ハピタス」や「Tモール」などを経由してから購入することでさらに多くのTポイントをもらうことができますのでお忘れなく。
お店でカード(アプリ)を提示する
Tポイントもさまざままお店で使えるので、出かけた先でカードを提示する機会も多いと思います。
主なTポイント提携店
参考
Tカードもスマホ用のアプリとして「モバイルTカード」があります。使い方は、おサイフケータイタイプ(おサイフケータイで払うと勝手に貯まっていくもの)とバーコード表示タイプの2種類があります。
ただし、それぞれ対応している店舗は限られているため、使用する際には公式サイトなどで事前に確認しておきましょう。
Tポイントの使い方
Tポイントの使用先としてはヤフーショッピングなど以外ですと、特にウェルシアがオススメです。
ウェルシアでは毎月20日のみTポイントの価値が1.5倍になるキャンペーンを行っています。
(200ポイント以上の利用に限る)
これ、実は本当にスゴくて、貯めたTポイントが1.5倍に増えるということは実質33%OFFと言っても過言ではありません。
食料品等ただでさえディスカウント感満載のドラッグストアで全品33%OFFセールをやってると聞いたら、普通は行列ができてもおかしくないはず。
Tポイントユーザーは「毎月20日はウェルシアの日」と覚えておきましょう!
Tポイントの強み
楽天・Amazonに次ぐ日本3番目の売上高を誇る巨大通販サイトであるYahoo!ショッピングで使えるところがTポイント最大の強みと言えるでしょう。
また、ソフトバンクユーザー(ワイモバイルユーザー)がYahoo!JAPANカードの会員になるとYahoo!ショッピングでのポイントが倍増するため、同ユーザーにとってはさらにお得なポイントと言えます。
ココがポイント
ソフトバンクユーザー(ワイモバイルユーザー)+Yahoo!JAPANカード会員なら、Yahoo!ショッピングなどでポイントを貯めて20日にウェルシアで使うことで、最大45%もの還元率を達成することも可能です。
3. Pontaポイントも侮れない
ソフトバンクユーザーがTポイントなら、auユーザーにはPontaポイントがあります。
こちらは株リクルートが運営しているだけあってリクルートが提供しているサービスとの親和性が高いポイントという特徴があります。
Pontaポイントの貯め方
Pontaポイントはローソンなどのコンビニを始め多くの提携先はあるものの、上記2枚に比べると利用シーンは限られます。
通販サイト「ポンパレモール」は楽天でいうお買い物マラソンのようなポイント還元祭などかなりお得なキャンペーンもありますが、Amazonや楽天市場・Yahoo!ショッピング等に比べて、商品の品ぞろえや価格・送料の面でやや苦戦しているように見受けられます。
主なPontaポイント提携店
上記提携店をあまり使わない人は、リクルートカードをメインカードとしてポイントを貯めるという方法の方が手っ取り早いかもしれません。
リクルートカードは年会費無料ながらPontaポイント互換のリクルートポイントが1.2%も貯まります。
また2020年5月からはau PAYでの決済でもPontaポイントが貯まるようになったため、au ユーザーで特にローソンをよく使う人は大変貯めやすいと言えます。
Pontaポイントの使い方
Pontaポイントは利用シーンがやや限られるというお話をしましたが、その一方でホットペッパービューティーやじゃらん、ホットペッパーグルメなど定期的且つ、まとまった使い方が可能なサービスが多く、用途は限られるものの使いにくさは少ないかもしれません。
また先ほどのTポイントほどではないですが、おススメ&お得な使い方がローソンのお試し引換券です。
アルコールなど一部商品はスマホアプリではなくLoppiでの発券が必要だったり、店頭で商品の在庫があるか探したりといった手間はありますが、発売したばかりの新商品をコンビニではありえないくらいの少ないポイントでゲットできるので、思わず楽しくなること請け合いです。
特に普段スーパーの買い物が同じ商品ばかりでマンネリ気味になっている人とっては、使ったポイント以上の喜びがあることでしょう。
Pontaポイントの強み
リクルートカードやau PAYを利用すれば“クレジットカードで貯める”・“電子マネー決済で貯める”というもっとも汎用性が高い方法でポイントを貯めることができ、また使う時もホットペッパー系やじゃらん、ローソンお試し引換券など贅沢感のある利用方法が選べるところが魅力的です。
ココがポイント
Pontaポイントは「au ユーザー+リクルートカード会員」の場合、高い還元率が可能です。そして美容室や食事・旅行などモノ以外のサービスでのポイント利用に優れています。
4. その他 おすすめポイント
3強には洩れましたが、ドコモユーザーの方ならdポイントもおススメです。
ドコモを使っている人からすると携帯代に使うのが最も手っ取り早いのですが、それではつまらないという人は、先ほどのPontaポイント同様にローソンのお試し引換券に使うこともできます。
また、「d払い」の事前設定をすれば貯めたポイントをなんとAmazonで使うことも可能です。
少し設定が面倒ですが、貯めたポイントをAmazonで使う方法は限られていますからドコモユーザーならぜひ活用したいですね。
5. まとめ
ポイントはやはり「貯める」と「使う」をいかに楽に(スマートに)楽しめるかが重要です。貯まったポイントだとなぜか現金と違って使うことに罪悪感を感じないため、“頑張った自分へのご褒美”として使うとより幸福度の高いポイ活となるでしょう。
具体的には、下記表のように楽天ポイントとTポイントとPontaポイントをそれぞれの得意分野で使い分けてよりお得かつ楽しいポイントライフを目指していきましょう。
お得な貯め方・使い方 一覧